子供食器 木とうるしの器 こどもしっき

会社概要

株式会社 下村漆器店

1900年(明治33年)、初代・下村五八郎がお椀の木地挽き漆器屋を開いたのが下村漆器店の始まりです。第二次世界大戦の戦中は軍需食器を、戦後は高級旅館や料亭などで使われる漆器を製造していました。1962年(昭和37年)には三代目・義孝が株式会社下村漆器店と会社名を改め法人化いたしました。四代目・昭夫が社長となって伝統の技を活用した新しい技術の研究開発を行い、第3回ものづくり日本大賞「伝統技術応用部門 優秀賞」を受賞しました。これからも、初代から伝わる「正直なものづくり」の意志を受け継ぎ、多くの人に漆器の良さを伝えてまいります。


会社名
(和文表記)株式会社下村漆器店(しもむらしっきてん)
(英文表記)Shimomurashikkiten Co., Ltd.
所在地 :〒916−1223 福井県鯖江市片山町8-7
電話番号:0778-65-0024
FAX番号 :0778-65-2202

創 業 :1900年(明治33年)
設 立 :1962年(昭和37年)6月
資本金 :1,000万円
代表取締役社長:下村 昭夫
従業員数 : 19名
事業内容 :業務用漆器・家庭用漆器全般の製造販売

ホームページ 
下村漆器店 :http://www.shimomurashikki.co.jp
楽天市場店「漆器のしもむら」:https://www.rakuten.co.jp/sikki/
Yahoo!ショッピング店「漆器のしもむら」:https://store.shopping.yahoo.co.jp/s-sikki/
ネットショップ 木とうるしの器「こどもしっき」:https://kodomoshikki.com/

●受賞歴
2009年 第3回ものづくり日本大賞 伝統技術応用部門 優秀賞
2010年 2010KANSAIモノ作り元気企業100社に選出される
2015年 第10回福井県科学学術大賞特別賞受賞

●研究歴
2006年 平成18〜19年度 地域新生コンソーシアム研究開発事業
「ナノ粒子分散多層成膜技術による超耐久性プラスチック食器の開発」
2008年 平成20年度地域イノベーション創出総合支援事業 重点地域研究開発推進プログラム 地域ニーズ即応型
「シリカハイブリッドコーティングによる超低汚染性食器の開発」
2010年 平成23年度地域イノベーション創出研究開発事業
「ハイルビドエアロゲル技術をもちいたIH対応樹脂食器の開発」

●海外展示会歴
REAL JAPAN の企画により「最高峰の現代の漆器」日本の選りすぐりの職人とデザイナーによる作品を海外で展示いたしました。
2007年 フランス パリ 
2008年 ドイツ フランクフルト 
2009年 ドイツ ミュンヘン レジデンツ宮殿(写真)
リアルジャパンミュンヘンレジデンツ宮殿での展示会

写真でみる会社

初代から現在まで

初代・下村五八郎は山師から木地を挽く職人になり漆器をなりわいとするようになりました。年老いてからも、山が大好きで毎日のように出かけ、山の手入れをしていたそうです。 初代五八郎の娘・千代子は一人っ子でしたので、禮三を養子に迎え二代目を継ぎました。禮三の時代は世界恐慌が起こり、大きな漆器店が倒産する中なんとか持ちこたえて漆器店を続けました。 三代目義孝(現会長)は、漆器業界に初めてプラスチック樹脂を取り入れ、メラミン樹脂に塗装するという画期的なアイディアを出し、下村漆器店も大きく成長いたしました。 2009年(平成21年)に四代目昭夫が現社長となり、漆器に使われる新しい素材を開拓、病院などの料理を乗せるトレイや食器の開発に成功しました。

  • 初代五八郎 大好きな山にて

  • 映画館を改修して会社として使っていたころの会社玄関前 子供は現在の4代目社長

  • 現在の職人 左上沈金・右上塗装吹付・左下印刷・右下ロクロを使っての塗装

掲載記事など

新聞の掲載記事・マスコミでの放送など抜粋でご紹介します。

福井新聞ネット稼業

2007年福井新聞に子供用漆器ネット販売について記事掲載


第3回ものづくり日本大賞伝統工芸応用部門優秀賞受賞

2009年第3回ものづくり日本大賞 伝統技術応用部門 優秀賞


羽鳥慎一モーニングショー聞きトリ

2018年羽鳥慎一モーニングショー「聞きトリ」で取り上げられる


福井新聞若女将取材

2019年福井新聞でフランスから来た若女将の記事掲載